ITU TELECOM ASIA 2008から戻って ~最終報告~

無事会期が終了し、先日「ITU TELECOM ASIA 2008」の開催地バンコクから戻ってきました。
現地は社会情勢が微妙に不安定な時期とも重なり、普通のイベントとは異なる心配もしましたが、各国の行政担当者や通信事業関係者を中心に1万人以上のお客さまをお迎えすることができました。また、XGP / WILLCOM COREブースも多くのお客さまをお迎えし、アジア、そして日本発の新しいワイヤレス・ブロードバンドの世界についてご紹介することができました。

久しぶりに日本に戻ってきて今回は、前回のエントリー「ITU TELECOM ASIA 2008 現地レポート ~ スコールのバンコクから ~」ではご紹介しきれなかったWILLCOM CORE(ウィルコムコア)端末のイメージモックアップの詳細も含めて、みなさまに最終のご報告をお届けしたいと思います。

ブースの外観については既に簡単にご紹介しましたが
ITU TELECOM ASIA 2008のXGP / WILLCOM COREブース1XGP / WILLCOM COREブースは微妙に2階建です。受付の後ろが応接スペース。こちらで実際にWILLCOM COREの開発状況などを踏まえた海外への展開について、具体的にいくつかの海外の通信事業者とお話がありました。

ちなみに、9月1日(月)のPress DayあらためPrincess Dayにはタイ王国のマハー・チャクリ・シリントン王女さまをブースにお迎えし、ご説明しました。ただ写真については不敬罪にあたるとして撮影禁止となってしまい、残念ながらご披露することができません。ご参考までに、主催者のWebサイトでは公式写真として王女さまの写真も含めていくつか公開されています。その時の雰囲気はこれで伝わるんじゃないかと思います。

で、ブースにはナニを出していたの?
今回の出展はWILLCOM COREで採用しているXGP (eXtended Global Platform) という通信規格の、主にアジア各国へのご紹介が目的でした。それも単独でがんばっているのではなく、パートナー各社と一緒に推進しているというところを、ぜひとも見ていただきたかったというのが最大の目的でした。
ということで、WILLCOM COREのご紹介だけでなく、パートナー各社の展示物も合わせて出展したのが大きな特徴です。

まずはWILLCOM COREのご紹介コーナーに置いたモックアップ
今回のITU TELECOM ASIA 2008の開催タイミングに合わせて制作した、WILLCOM COREの端末イメージモックアップです。今回が初めての公開。日本では未公開・・・ もう少しお待ちくださいね。その前に、まず写真だけですが、ご披露します。

WILLCOM COREの端末イメージモックアップ1スポーツカーの「ガルウィング」タイプのドアをイメージした、データ通信端末です。Uplink(アップリンク=通信回線)はWILLCOM CORE、パソコンなどの情報端末とはUSBもしくはBluetooth(ブルートゥース)での接続を想定しています。

WILLCOM COREの端末イメージモックアップ2「ミリタリー」をひとつのイメージモチーフにしてデザインされた、データ通信端末です。UplinkはWILLCOM CORE、パソコンなどの情報端末とはBluetoothでの接続を想定しています。

WILLCOM COREの端末イメージモックアップ3「ウサギ」をモチーフにしたWi-Fi(ワイファイ)のルーターです。当然、UplinkはWILLCOM COREを想定しています。バッテリーを内蔵していて、これだけを外に持ち出して使うことも想定しています。

WILLCOM COREの端末イメージモックアップ4ソリッドな鋼材の、「H鋼」をイメージしたデータ通信端末です。UplinkはWILLCOM CORE、パソコンなどの情報端末とはWi-FiもしくはBluetoothでの接続を想定しています。

WILLCOM COREの端末イメージモックアップ5そしてこれは「アーミーナイフ」をモチーフにしたデータ通信端末です。4枚のブレード(羽)を持っていて、両端の2枚がWILLCOM COREのアンテナ、中の2枚がそれぞれBluetoothとWi-Fiのアンテナになることを想定しています。

そして・・・・これは?
WILLCOM COREの端末イメージモックアップ6WILLCOM COREの基地局のイメージモックアップです。"CORE"にちなんで、地球の地殻構造をイメージできるものとして制作されました。

これらのモックアップは、あくまでもいろんな利用シーンや利用方法、そして先進性などを表現するものとして制作されたものですから、このままの形で世に出てくるとは限りません。ただワイヤレス・ブロードバンドがどのような形で利用できるのか、そのイメージを膨らませることはできるんじゃないかと思います。
これらの端末や基地局の先に、いったいどんなことができる機器がつながるのか。あるいはこれらのイメージがさらに膨らんでどんな機器になるのか。ぜひとも楽しみにしてください。

そしてパートナー各社のご紹介
ITU TELECOM ASIA 2008のXGP / WILLCOM COREブース2XGP / WILLCOM COREブースのこちら側の面では、パートナー各社のご紹介をしました。日本企業だけではなく中国のパートナー各社もご紹介しています。
パートナー各社の展示について、実はXGP規格を利用したサービスネットワークのバックボーンや、ネットワークで提供するサービスのための機器やソリューションのご紹介をしています。したがって、これら各社からWILLCOM CORE対応端末が発売される・・・という短絡的な話ではありませんので、予めご了承ください。また日本でウィルコムが提供するWILLCOM COREのサービスで、これら各社の機器を利用しているということを意味してるものでもありません。

ただ間違いないのは、今回ご出展いただいたパートナー各社だけではなく、国内外の非常に多くのパートナーとともに世界各国にXGPという通信規格を普及させていこうという活動が開始されていて、そのひとつがこのバンコクでのITU TELECOM ASIAの場だったということです。
よく言われる日本のケータイ市場は「ガラパゴス」。でもXGPは最初から日本だけではなく世界をも向いているんです。

ITU TELECOM ASIA 2008のJapan Pavilionちなみにこちらは、隣のJapan Pavilionです。単独出展しなかった日本からの出展者が集まっています。ここの全体を統括していた日本ITU協会のOさんには、大使館との連絡や社会情勢の情報交換などを含め、もろもろ大変お世話になりました。

もちろん海外だけを見ているわけではありません
海外へのXGP通信規格の普及は非常に大きな仕事です。でも、もちろん日本国内でのWILLCOM CORE(ウィルコムコア)サービスの開始が世界に向けての先行事例となることもあり、現在急ピッチで来年2009年10月予定の本格サービス開始に向けて準備をしています。
どんな形でご利用いただけるのか、どんな端末が出てくるのか、どんな料金になるのかなどなど、まだお話できないことが一杯あるのですが、もうしばらくお待ちください。

そうそう。今回ご紹介した新しいモックアップを日本でご紹介できる機会は、もうちょっと先ですが・・・ もうちょっとだけお待ちください。


ということで、バンコクで開催されたITU TELECOM ASIA 2008関連のレポートは今回で終了したいと思います。

関連記事→WILLCOM CORE情報,ITU TELECOM ASIA 2008

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