発掘!!あるある会社のキャビネット!!(4)

こんにちは。最近ヨーグルトにはまっているヒグチです。
飲むヨーグルトは毎朝欠かさず飲んでいますし、夜はカスピ海ヨーグルトにフルーツグラノーラを混ぜて食べるのが日課になっています。さらに牛乳も大好きなので、どんだけ乳製品をとっているのでしょう・・・笑
これから食欲の秋となり、美味しいものがさらにたくさん出てきますが、この食欲をセーブできる気がしません。
・・・併せて運動もしろってことですね(^^;) もりもりがんばりまーす★


さてさて、今回もシリーズと化している、レトロ電話機ご紹介コーナーです。

(シリーズ(1)(2)(3)は、こちらからご覧ください)
発掘!!あるある会社のキャビネット!!(1)
発掘!!あるある会社のキャビネット!!(2)
発掘!!あるある会社のキャビネット!!(3)

これまでもさまざまな機能のレトロ電話機をご紹介してきましたが、今回もその時代の最先端を走っていたレトロ電話機とデータカードをご紹介しつつ、ウィルコムの歴史を振り返っていきましょう。


◆「Visual Phone(ビジュアルホン、VP-210)」京セラ 1999年9月発売

そういえばこの「発掘!!あるあるシリーズ(←勝手にシリーズ化?!)」で、皆さんにご紹介してない重要なレトロ電話機があるなぁ、、、と以前から感じていましたが。。。
そうです!当時の最先端電話機「Visual Phone(ビジュアルホン)」!!今で言う"テレビ電話"の先駆けとなった電話機です。テレビ電話がそんな10年も前からあったの?!というかたもいるかと思いますが、あったんです!!

では早速ですが、その「Visual Phone(ビジュアルホン)」の機能や特長などをご紹介します。

京セラ製Visual Phone画像(左から正面、裏面、側面)Visual Phone(ビジュアルホン)」は1999年に発売された電話機で、「Visual Phone(ビジュアルホン)」同士であれば、通話をしながらリアルタイムでMotion JPEG方式のカラー画像(約2コマ/秒)を送受信することができ、テレビ電話として利用することができました。ちなみにデータの送受信には、現在のようにパケット通信ではなく、回線交換方式(PIAFS 32kbps)が使われていて、時代を感じますね。

電話機本体の大きさは幅54mm、高さ140mm、厚さ29mmで、重さ約165gでしたから、当時の一般の電話機よりもひと回りほど大きかったんですね。

リアルスタンド使用時のVisual Phone(左から前面、側面)さらに、今と決定的に違うところは「リアルスタンド」がついていたこと。
これは、「Visual Phone(ビジュアルホン)」本体を机の上などに置いてハンズフリーでテレビ電話ができるように、本体裏側に付いていたまさに「リアル」な「スタンド」です(笑)現在は折りたたみタイプの携帯電話が主流ですが、当時はストレートタイプが主流だったので、「Visual Phone(ビジュアルホン)」を立たせておく"杖"のような役割を果たしてたんですね。強ぇー・・・・って、違うかー(笑)

また本体液晶画面には2.0インチの反射型TFTカラー液晶を搭載し、当時としては破格の大画面でした。デジタルカメラ部分には11万画素CMOSセンサーを搭載していて、テレビ電話以外にも、撮影した静止画像をPメールDXのメールで送受信することもできたり、電話帳に撮影した顔写真を登録することもできました。もちろん、撮影した画像を待受画面に設定することもできて、まさに"ビジュアル"にこだわる人にはもってこいの電話機だったと言えそうです(^^)
私はケータイの待ち受け画面にはこだわるほう(スズキフの日記参照)ですが、今でも十分活用できる機能ですよね。まぁ、撮影した画像の登録枚数が20枚までだった、とか今では考えられない部分ももちろんありますが(笑)


◆「MC-P300」SII 2001年6月発売

続きまして、今まであまり触れてこなかったレトロなデータカードをご紹介したいと思います。

ウィルコムのデータ通信向けサービスの歴史はとても古く、1996年の14.4kbps無線モデム通信、1997年のPIAFS1.0/32kbpsに準拠した回線交換方式のデータ通信、 1999年にはPIAFS2.1/64kbpsに準拠した回線交換方式のデータ通信(C@rd H" 64)を開始するなど、モバイルデータ通信サービスの先駆者として、日々その進化を続けてきていました。

SII製MC-P300(左から前面、裏面、側面)
そんな中登場した「MC-P300」は、2001年から日本で初めてウィルコム(当時はDDIポケット)が開始した、全国で使える定額のモバイルデータ通信サービス、「AIR-EDGE(エアーエッジ、当時はAir H")」に対応した最初のデータカードなのです。当時はまだ、家庭の固定回線でもADSLが普及し始めのころで、いつでもどこでも、しかも定額でデータ通信ができる「AIR-EDGE」のサービスは画期的でしたね。

ちなみに「MC-P300」は、形状としてはPCカードType IIに準拠し、多くのパソコンやOS環境でも動作できたほか、質量も約48gと当時としては軽量化されていて持ち運びにも便利だったことから、かなりのヒット商品となりました。また、「AIR-EDGE」からはデータ通信方式に"パケット方式"を採用し、「MC-P300」は以下の通信方式に対応していました。

<32kパケット(1xパケット)方式対応>
情報をパケット(小包)に分割して、このパケット単位で情報をやりとりする方式です。現在では、チャンネルを束ねて8xパケットの高速データ通信ができるようになっていますが、当時は1チャンネルだけの、最大32kbps(1xパケット)のデータ通信方式でした。

<フレックスチェンジ方式対応>
フレックスチェンジ方式は送受信されるデータ流量をPCカード内で監視し、最大32kbpsのパケット通信方式(1xパケット)と最大64kbpsのPIAFS(ベストエフォート)回線交換方式を、自動的かつ瞬時に切り替えることによって速度と安定性を両立させていたデータ通信方式です。

今では、他社も含め定額のモバイルデータ通信サービスを多く見かけるようになってきましたが、「MC-P300」をはじめ、ウィルコムがその草分け的存在である!ということは是非知っておいていただければと思います。しかもそれだけじゃなくって、高度化通信規格「W-OAM(ダブリュー・オー・エー・エム)」の導入、基地局回線の光IP化など、さらなる高速化に向けた努力によって、8xパケットでも上下800kbpsを実現するなど、今も進化しつづけているんです。
来年からは、次世代PHS「WILLCOM CORE(ウィルコム コア)」も開始される予定となっていますので、ウィルコムのデータ通信サービスを、これからも注目していってくださいね。

こういう風にキャビネットをみながら歴史を振り返ると、ヒグチもまだまだ勉強不足だなぁと思います。
レトロ電話機の古きよき時代(笑)をしっかりお伝えできているかわかりませんが、今回もお付き合いいただきありがとうございました。そして次は、もう少し現代に近い時代でお話ししてみようかと思っています。

ではでは、また来週~~ノシ

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