はじめまして!このたびアンテナ部隊よりウィルコム社員ブロガーとして登場することになりました、クニノブです。
先日カンザキのエントリーでチラリと紹介がありましたが、「社員ブログ 読者アンケート」で登場して欲しい社員ブロガーとして多くのご要望をいただきどうもありがとうございました。ただ、『アンテナ王子』というキャラ設定はどうかと思いますが(笑)。
とはいえ、ブロガーの中で唯一の技術系となりますので、ほかのメンバーとは少し違った視点から、色々な情報をお届けしていきたいと思います。皆さまどうぞよろしくお願いいたします。
最初は、私の所属するウィルコムアンテナ部隊のご紹介です。
『アンテナ部隊』と書く位ですから、基地局を設置することがメインなのですが、それ以外にも仕事は多岐にわたります。
過去に設置した基地局の維持・メンテナンス、電波の管理、PHS用の交換機導入、IP回線の設計や開通等々、一言にアンテナ部隊とは言えない業務内容になっております。
やはり『基地局』はお客さまに直結していますのでかなり重要、社内でも広~い意味で注目度ナンバーワン(?)です。
当然ですが、社内のあらゆる部署からエリアに関する問い合わせをたくさん受け付けます。がっ、まぁ大抵は『ここが使えない!』と言うクレームが多いですね(苦笑)
『エリアが良くなったね』と言われることもありますが、年に数回です。。。
何事も、良くなった話は、聞こえてこないものですよね。最近では何処でも使えて当たり前の世界ですから。。(おっと、ついボヤきが入ってしまった、失礼しました!)
また社内だけでなくお客さまからも、ウィルコムのサービスエリアに関するご意見は、公式ホームページ上『エリアご意見箱』を通じて受け付けております。いただいたご意見はアンテナ設置の参考とさせていただき、ウィルコムのネットワークの高品質化に役立てて行きますので、是非ご活用くださいね!!
さて、今日の本題です。
既にご存知のかたも多いかもしれませんが、ウィルコムは全国に約16万の基地局があります。これは、他の通信事業者と比べても、圧倒的に多い基地局設置数です。DDIポケット時代から10年以上かけてこのネットワークを構築し、今もその進化は続けているわけですが、今回はそんなウィルコムの『基地局』たちの歴史をみなさまにご紹介したいと思います。
■初期型基地局
これは95年、DDIポケットでのPHSサービス開業当初の基地局です。無線部と制御部が分離されている点がこの基地局の特徴です。当時は何も感じませんでしたが、2代目基地局からは一体型になりましたので、今振り返ると大きくて設置するのがとても大変でした。
■2代目基地局
アンテナ部分は変わりませんが基地局本体が一体型になりました。当時は基地局がこれだけ小さくなるのかと、ものすごく驚いたのを覚えています。
■3代目基地局
見た目では、2代目からさほど大きな変化はありませんが、性能が飛躍的にアップした基地局です。電波に指向性を持たせる「アダプティブ・アレイ・アンテナ技術(AAA技術)」を採用し、簡単に言うと通話中のお客さまがいる方向へ電波を集中させることで通話品質が格段に向上、また従来と比較し数倍電波の有効利用が可能になった、など、当時としては画期的な機能が盛り込まれている基地局です。
■4代目基地局
見た目でもはっきりと違いが分かると思いますが、アンテナが8本になりました。現在も使われている主力基地局です。さらに電波の安定性が高まり、かつ高速なデータ通信が可能となる、高度化通信規格『W-OAM(ダブリュー・オー・エー・エム)』に対応した基地局です。
■その他
今はほとんど使われていない省電力型基地局。社内では"小セル"と呼ばれています。この基地局は、特にトラヒックが集中する建物の中などでのエリア展開に活躍しています。
まだまだ色々な種類の基地局がありますが、今回はその中でも代表的な基地局をご紹介しました。これらの基地局は、ビルの屋上や道路沿いなど多くの場所に設置されていますので、皆さんも外出の際などに探してみてくださいね。今日紹介できなかった他のタイプの基地局についても後日ご案内しますのでお楽しみに!
という事で、第1回目は自分の仕事のご紹介、そして歴代の基地局についてお話しさせていただきました。今後は、基地局最前線、過去にあったオモシロ体験談、変わった基地局あれこれ、などなどウィルコムの基地局・エリアに関連した話題を色々と書いていきたいと思います。今後ともどうぞよろしくお願いします。



