らっしゃい(^^)コイです。昨日はみなさまにとっておいしいおやつはありましたか?「2009年春のウィルコム新製品・新サービス発表!」の記事でサトウ氏からもご紹介にあずかりましたが、本日は木村太郎さん×コイのコラボ記事となっております☆一方的コラボ。。。
一方的かどうかはさておき、昨日よりW-ZERO3シリーズやWILLCOM 03などのウィルコムのスマートフォンでサイマルラジオが聴取可能となりました!そんなこんなで、サイマルラジオ代表の木村太郎さんの事務所がある六本木の小さなビルにコイがお邪魔してインタビューしてきましたよー
それでは早速ですが、3、2、1、キュー!!!
――まずは自己紹介をお願いします。
古希って知ってる?もうすっごい年寄り。世の中のいぢわるじぃさんみたいなことをやってます。
――いぢわるじぃさん(´▽`A)
読者のみなさまのために補足しますと、木村太郎さんは1993年に神奈川県のコミュニティFMの一つである湘南ビーチFMを開局され、現在コミュニティ・サイマルラジオ・アライアンスの代表でもいらっしゃいます。夕方のニュース、フジテレビ系「FNNスーパーニュース」のコメンテーターとしても活躍されていますのでご存知のかたも多いかと思います~
――サイマルラジオについて教えてください。
ようするに、今、日本に200あまりあるコミュニティラジオ(地域の放送局)をインターネットで結ぼうってことでできあがった共同体みたいなもの。コミュニティラジオは20ワットっていう小さな出力で、町とか村とか本当に小さな単位にしか聞こえないわけ。その中でも、ビル陰とか山陰(山の陰)とか、実は聞こえないところっていっぱいあって。
15年前にうちの放送がはじまったときは、法律では1ワットだったの。うちはズルして200メートルとか高いところにアンテナあげたの。
――高いところにアンテナをおいて、電波を遠くまで飛ばすって魂胆ですね。
「高すぎる」って怒られて。ペナルティで0.25ワットしかくれなかった。これは聞こえないよね。「なんとかなんねぇかなぁ」って迷ってたら、インターネット放送っていうのがアメリカで発明されて、、、1994年かな。「これはっ!」って飛びついてね。1996年からインターネット放送をはじめたんだけど、そのあと著作権法が改正されて、うるせー規則がいっぱいできて怒られた。
――また(笑)
難しい問題がいっぱいあって、権利関係なんかをクリアするために、みんな(各放送局)がまとまってやりましょうってことではじめたのが、コミュニティ・サイマルラジオ・アライアンス。アライアンスっていうのは同盟っていう意味だから。
――各コミュニティラジオが力をあわせて、インターネット放送の環境を整えたんですね。
――木村さんはなぜ湘南ビーチFMを立ち上げられたんでしょうか?海がお好き???
あ、海大好き。ぼくは海人間でね、山行くと退屈してどうしょうもないんだけど、海来たらね、本当にじーーーっと水平線見てるだけで何時間でも平気なの。
ぼくに言わせりゃ湘南に湘南のラジオがあるのは当たり前だと思ってる。ここは六本木だけど、六本木で聴く音楽と湘南で聴く音楽と全く違うだろう。そこにふさわしいラジオ局ってのがあるわけ。そういうものがね、なさすぎるんじゃないかと常々思ってたの。ぼくが学生時代のときからってことは50年ぐらいそう思い続けてきたわけ。そうしたらコミュニティ放送(コミュニティラジオ)っていうのができて、いろんな地域に独自の放送作っていいですよってことになったから、お金もないのに真っ先に手あげて。それで、やっぱりそういう夢を持ってる人がいっぱいいたんであっという間にお金だけ集まっちゃって^^ だから湘南に(コミュニティラジオが)できたのは、首都圏で第1号、全国で4番目。できてからね、「誰か社長やれよー」って言ったら「お前やれよー」なんつってずっとやらされてる。苦労してるわけ(笑)。
――湘南ビーチFMないしコミュニティラジオの役割についてどうお考えですか?
海の風を感じる放送でなきゃいけないし、そうじゃないとそこに放送局(湘南ビーチFM)がある意味はないっていうことにもなる。それがあるためには地域に文化がなきゃいけない。15、6年前アメリカにスモールタウンブームっていうのがきたの。N.Y.とかL.A.とか危なくなったしどうもおもしろくないし、みんな小さな田舎の街へ住みだしたわけね。するとアメリカだからすぐね、『アメリカの小さな街ベスト100』っていう本が出るわけ。その条件を見てみるとね、人口は1万5千人以下とか、いい学校があるとか犯罪率が低いとかいろいろあるんだけど、その中に<自前のメディアがあること>っていうのが入ってるわけ。地元新聞でもいいし、ケーブルテレビでもいいし。でも、ほとんどの場合ラジオなんだよね。ラジオがないと、いいコミュニティじゃないという。
ぼくははじめラジオを宣伝する材料に(このエピソードを)使ってたけど、15年も経ってみるとわかるなー。なんとなく葉山らしさっていうのが作られたような気がする。
――湘南ビーチFMで流れる、海の風を感じる放送とは?
まず、全部洋楽なの。うちはJ-POPかけるなって。それは嫌いだからじゃない、差別化しようと思って。海のそよ風みたいな音楽だけやってくれって。それからこれは海の近くとか関係ないんだけど、オールディーズが多いの。なぜかって高齢社会なのね。変なじじぃとばばぁが多いのよ(笑)。ただ聞いてるだけじゃなく自分で楽器はいじるわね。パーソナリティを募集するとそういうおじさんたちがやってくるの。やってんだもん、その番組(笑)。それと湘南ビーチFMの看板番組の一つはね、50年前のビルボードのヒットチャート。あんまり年寄り向けばっかりやるなよって言ってるんだけど、「このごろの放送はつまらねぇ」って言ってたような人たちが「俺たちが聞いてたようなラジオはやっぱりすばらしかった」っていうことを言ってくれて。ああいう海際の放送だから、ガタガタしない音楽っていうのはこころがけるようにしています。
――地域情報も入手できるんですよね?
10時から12時まではローカル情報だけ。『昨日は自転車泥棒が何件ありました。』『こういうところ注意してください。』『変な男がどっかにいました。』これみんな聞き耳立ててるよね。
――サイマルラジオがウィルコムのスマートフォンで聞けるようになって何か変わりますか?
ラジオっていうのは古いメディアだと思ってる人が多いだろうけど、ラジオはラジオとしての文化があるし、ラジオのやらなきゃいけないことってたくさんある。今まであまりにもそれがないがしろにされてきたの。大体ラジオって売ってないでしょ?まず圧倒的にパソコンのほうがラジオより多いよね。それからパソコンより携帯電話・PHSのほうが多いでしょ。インターネットがあればパソコンで(ラジオを)聞くことができる。だけど(パソコンより)もっと電話があるじゃないの。電話でも聞こえるようにしたらラジオを使える人が圧倒的に増えていくだろう。ラジオやってる人はどんどん番組の出口を増やしていかないといけない。だからウィルコムさんと一緒にやらせていただくのはすばらしい大きな機会になるだろう。電波で聞くよりネットで聞いたほうが音いいよ。
――より多くの人に届けられるようになるわけですね。
番組の出口増やすってことは、別にPHS使ってるからPHS端末じゃなきゃだめってことじゃないんで、PHSをつかえるラジオっていうものもできていいんじゃないかなと思ってて。そういう話をこれから社長とワイン飲みながらしてこうかなぁと思ってて(笑)。
――喜久川ワイン大好きですからね~( ^-^)ノ▽
ぼくらにしてみれば、ここでビジネスしようって気はないんだけど、やっぱりビジネスチャンスっていうのは絶対増えていくと思うんですよ。まず聞いてくださるかたが増えなきゃいけない。PC、Wi-Fi、PHSでも聞いてもらう。聞いてもらうその端末の種類が、みなさんの使い方によって増えていってほしいわけ。それで次世代PHSなんか出てくると、スピードに余裕が出てくるから、今は楽曲名しか出てこないけど、きっとジャケット写真まで出せるようになってくる。そこへレコード会社がのっかってきて「そこにCM出したい。」ってこともできるだろうし。ありとあらゆる可能性に首つっこんでいきたいの。これはすっごい大きなイベントだとぼくは思ってる。
一つやりたいと思ってるのは、新しいチャンネルを作りたいわけ。ジャズ専門チャンネル、クラシック専門チャンネル、、、新しく音出すんじゃなくて、時間がくると自動的に放送局が切り替わってサイマルに入ってる放送を取り込んできて。そうすると結果的に専門局がチャンネルとして作り変えられる。日本のラジオ界に今までなかった専門局が出てくる。
――ずいぶんと可能性が広がりますね!木村さんは普段テレビにも出演されているわけですが、テレビと比べてラジオってどうですか?
自分自身がラジオ世代の生き物で、NHKに入ったときは"デンスケ"(録音機)かついで取材行ってたわけ。だからラジオの思い入れってすごく強くあって、「テレビってラジオに絵が付いたんだ」っていうぐらいの認識なのね。テレビはテレビでいいところあると思うんだけど、テレビが発散的なメディアだとすると、ラジオっていうのは細かいところへぎゅーっと収縮できる、そういう力を持ってる。情報発信のツールとして、ラジオにはテレビにない強みがあるし、小回りがきくっていうことではローカルの文化を育てるパワーを持ってると思ってますよ。
神奈川県とかいうんじゃなくて、逗子とか葉山とかもっと小さくて箱根とか。軽井沢とか。テレビでやったってしょうがないんだから。
――ラジオにしかできない、ラジオだからこそできることってまだまだいっぱいあるんですね!!!
――それでは最後に、ウィルコム社員ブログ読者のみなさまへ一言お願いします。
サイマルラジオを聞きましょう。
――ありがとうございます☆一言ですね(笑)。
1995年に葉山で(インターネットラジオの)試験放送出してみて。ここ(事務所)で音聞こえたときは、あんまりいい音じゃなかったけど、当時、電話よりよかったぐらいかなぁ・・・「お~世の中変わったな!」って感動した。そのぐらい感動するだろうって思うんだ、これ(WILLCOM 03)使うと。
という不慣れ~なインタビューで、、、木村太郎さんにリードしていただいてなんとか無事終了。木村さん、本当にありがとうございました!!!
サイマルラジオ聞いてみよう(^0^)♪ みなさまはなにを聞きたいですか?郷土を思い出すような音楽?めっちゃローカルな話題?きっといろんなことが見つかるはずです。
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