WILLCOM CORE XGPエリア調査2 ~真にどこでも使えるネットワークを目指して~

こんにちは!クニノブです。

いよいよ7月に入りましたね! 今年も1年の半分が過ぎたわけですが、なんだかとてもあっという間だった感じがします。まだまだ雨の日も多いですが、梅雨が明ければいよいよ夏到来ですね! 今度こそメタボ化しつつある身体をなんとかするべく、外でスポーツして汗をかきたいところです。

さて、前回は関東郊外でのWILLCOM CORE XGPエリア調査の模様をお届けしましたが、先日ウィルコムXとして登場したウィルコム第一技術開発部のアベの部隊と同様に、アンテナ部隊でも都内のエリア調査を行っています!
今回は、「ビジネスパーソンがノートパソコンを持ち歩き、社外からネット利用する」状況を想定してエリア調査をした結果の一部をご紹介したいと思います。

最初に向かうはオフィスが多く集中する東京・丸の内
大型オフィスビルの1階エントランスにあるベンチで計測してみます。

下り平均スループット 上り平均スループット

丸の内地区A

7.3Mbps

5.4Mbps

入口付近とはいえ、やはり屋内でも使えるかどうかは気になるところです。この結果を見る限りでは「使える」と言えそうです。何回か測定して一番速いとき(最高値)では、下りスループットで8.7Mbpsでした。

お隣にあるもうひとつの大型オフィスビルの1階でも計測してみましょう。

下り平均スループット 上り平均スループット

丸の内地区B

9.9Mbps

8.4Mbps

この程度の速度が出ていれば、ネット環境としては全く問題ないのではないでしょうか?
下りスループットは一番良いときで11.1Mbps出ていました。上りも最高値で8.8Mbpsと十分なスループットが出ていますので、ちょっと出先からメールに大きいサイズのファイルを添付して送信!なんていうことも難なく出来そうですね。

ここで、丸の内から大手町へ移動します。
大手町もオフィスビルが多く立ち並んでいます。ここではビル入口にあるベンチに座って測定をしてみます。

下り平均スループット 上り平均スループット

大手町地区A

7.6Mbps

5.7Mbps

大手町のようなオフィス街は高層ビルが複数立ち並び、かつ入り組んでいるので電波がきちんとまわりこめているかが気になる箇所ですが、 最高値で10.0Mbps(下りスループット)も出ているようで一安心です。

次に、大手町から秋葉原に移動します。
秋葉原の駅前も昔とずいぶん変わりました。電気街口を出てビルが堂々とそびえているのを見ると、いまだに「本当にここはアキバか?」と思ってしまいます。そんな話はさておき、そのビルに入っているカフェのテラス席で試験してみましょう。

下り平均スループット 上り平均スループット

秋葉原地区A

11.6Mbps

9.1Mbps

かなり良好な結果が出ました。下りの最高速度は13.3Mbps、上りの最高速度は9.2Mbpsで安定してスループットが出ています。やはりアンテナ部隊にとっては、人が多いところできちんとスピードが出るのは嬉しいものです。

今度は、京浜東北線で品川に移動します。
東海道新幹線乗り場に近い駅東側は、再開発でだいぶビルが増えました。このオフィスビルにあるカフェで繋いでみましょう。

下り平均スループット 上り平均スループット

品川地区A

7.0Mbps

5.0Mbps

再開発された場所はきちんとエリアが出来ているか気を揉むところのひとつですが、下りスループットは8.4Mbpsまで出ていました。これなら品川でも快適に使えそうです。

最後に、品川から山手線で新宿まで移動してみます。
新宿は言わずと知れた副都心ですね。ここで測定してみます。

下り平均スループット 上り平均スループット

新宿地区A

8.9Mbps

3.4Mbps

この測定ポイントは屋内のためか、上りのスループットが若干落ちることがあるようです。下りでは一番速くて10.1Mbps出ていました。

......と、これだけでは山手線内で都心部だから、それだけスピードも出るんでしょ?と思われるかもしれませんね。
そんなことありません!と言えるよう、前回の記事にあるように郊外でもきちんと調査をしています。

参考までに、以前行った郊外エリア調査のときの結果も公開させていただきます。

下り平均スループット 上り平均スループット

基地局Bより約500m

6.8Mbps

3.5Mbps

基地局Aより約1km

5.7Mbps

3.2Mbps

基地局Bより約1.5km

8.7Mbps

4.0Mbps

基地局から離れている箇所の方が、結果がよかったりします。やはり地形や立地に左右されるところが大きいようです。
このくらいのスピードが出ているようなら、家に帰ってもそのまま使えそうですね!

ところで、最初にも触れた第一技術開発部・アベをはじめとするウィルコムの開発部隊も都内でスループット測定をしていましたが、彼ら開発部隊と私たちアンテナ部隊の測定は何が違うのでしょうか?

開発部隊の測定は、「基地局やデータカードの性能を評価すること」に目的があります。
ウィルコムの基地局やデータカードの性能を把握する一方、機能改善に向けたデータ収集を行っています。開発部隊の日々の測定結果が、ウィルコムの基地局やデータカードの機能向上に反映されていくわけです。

一方、我々アンテナ部隊の測定は、「エリアが出来ているかどうか」を主眼に置いた測定となります。
基地局が目の前に見えているのに、電話が出来ない・ネットに繋げない・・・では全く意味がありません。実際にお客さまが使われるであろうシチュエーションと同じように使ってみて、体感速度がどうか、品質に問題がないか、そして、使いたいと思うところで実際に使えるか、それらを確認していきます。実際に調査してみて、使いたいところでうまく使えず、エリアとして不十分であると判断されたときには、対策を検討することになります。

WILLCOM CORE XGPは、既存PHSの基地局設置場所を活用しながらも、再度エリアを構築していくことになります。我々アンテナ部隊も、エリア調査には力を入れていきたいと思います!

それではまた次回!

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