WILLCOM CORE XGPのパフォーマンスについて~速度などのネタをいくつか~

いつも変わらずWILLCOM CORE XGPを、このウィルコム社員ブログやお客さま向けのセミナー、あるいは展示会の現場での説明員といった立場でご紹介し続けているイワナガですが、今回はそんな中から幾つかのネタを御披露しちゃいます。もちろん全部を御披露してしまうと私の普段の仕事に差し障りが出ちゃいますから(笑)、そこは小出しに・・・

パフォーマンスについての色んなモノの見方

やっぱり最初に皆さんの目が行くのは、「そもそもどれくらいの速度がでるの?」というところ。そりゃそうだと思います。ただ、サービス自体は電波を使った通信ですから、周囲の建築物やら何やらの条件、そしてもちろん利用しているお客さまとWILLCOM CORE XGP基地局との位置関係で状況が変わります。

10月に入ってから一部の一般のお客さまにもWILLCOM CORE XGP専用データ通信カード(GX001N)をお使いいただくチャンスができ、『だんなの気まぐれすぎる日記』さんや『izfpってナニ?』さんのように、モニターをしていただいているかたのブログなどで「どれくらい出てるよ」的なコメントを見かけるようになりました(ご報告ありがとうございます!>みなさま)。

因みに、私が普段お客さまにお話をしているウィルコム本社のデモルームでの実測はこんな感じです。

ウィルコム本社のDemonstration Roomでの実測の様子

画像をクリックすると拡大表示します

ここで重要なのが、上りと下りの速度の差の小ささ。このレベルだと、たとえば屋内で無線や有線のLANで使っている状況をそのまま屋外にも持ち出せるくらいの勢いです。下りだけが早くても、上りが全然駄目だといろいろと不便なこともあったりするわけですが、きっとそんな体験を一度でもしたことがあるかたなら、上りも下りと同じくらい速いということの重要性はお判りいただけると思います。

もちろん大勢のかたが使い始めると一人当たりの速度はそれなりに落ちるのは通信サービスの宿命なのですが、元々比較的小さなエリアを密集させて展開することができるWILLCOM CORE XGPですから、実際にお使いいただく状態ではほかの方式に較べてそれほど大きな影響は出ないんです。

因みに、他の新しい通信方式ではMIMO (マイモ、と読んでいます)という高度な通信技術を使って速度をより早くしますという話がよくありますが、WILLCOM CORE XGPはそれらの高度な技術を使う前の状態でこのパフォーマンス。じゃ、MIMOは使うの?ま、それは市場のニーズなどを見て決めてゆくことになると思います、とだけお話しておきます。

どんなところでそれが役に立つの?

上りと下りの速度差が小さいっていうのが意外と、いや普通に効くんです。たとえばオフィスや家庭でLANに繋いで使っているPC。当然そこには上り下りの速度差なんてありません。だからメールのやり取り、ファイルの送受信、あるいはNAS(ネットワーク接続ストレージ)やサーバーに入れたデータの利用なんていうのがストレス無く普通にできるわけです。それこそクラウドの世界。


でも、ちょっと視点を変えると別の事が見えてきます。たとえばお客さまとお話をしていると「WILLCOM CORE XGP経由で繋がるルーターって無いの?」と聞かれることが増えています。この辺りはモゴモゴなのですが、たとえばコレがあれば、自宅や小規模なオフィス、屋外や屋内に臨時でイベントか何かの目的で設置した前線基地みたいな場所などなどを、ケーブルの制約を受けることなくブロードバンド化してしまうことが出来るんです。

で、たとえばもちろんWi-Fiのアクセスポイントを自分で設置し、そこまでの通信回線も自分で引いてというカタチで同じコトをすることも出来ます。でも、そんな部分を誰かに任せてしまえるなら、それに越したことは無いんじゃないかと思います。それも物理的な通信回線を準備することなく。それがワイヤレス・ブロードバンド。

上りと下りの速度差が小さくて、しかもMbps単位での速度が出る通信サービス。それがワイヤレス・ブロードバンド。

そういう風に考えると、実はWILLCOM CORE XGPのネットワークの使い方って、どんどん広がってきます。

因みに地味ですが、こんなところがウリだったりするんですけどね

LANやインターネットで、接続先がちゃんと動いているかどうかを調べるために打つコマンドに、ping というのがあります。たとえば c:¥>ping www.willcom-inc.com っていう感じでコマンドプロンプトから打ち込むと、ダラダラっと何行か表示されます。この、とても地味な画面の地味なデータに、何気にWILLCOM CORE XGPのウリが潜んでいたりします


いや、実はWILLCOM CORE XGPのネットワークの応答速度というか、バックボーンネットワークの中って凄く早く動けるように設計されていて、そして動いています。でも、今のpingコマンドの結果の何処に潜んでいるかって?いや、ここです。

pingコマンドの結果

この数字が少ないほど応答性が高い、つまりネットワークの中でデータがより早く流れている証拠となります。

まず最初にとりあえずウィルコムのWebサイトで試してみるとこんなカンジ。

<c:¥ping www.willcom-inc.com の結果>

ウィルコムのWebサイトでpingコマンドを試した結果

画像をクリックすると拡大表示します

因みに、一般的なモバイル通信で使われているサービスの場合、この数字が200ミリ秒台とか300ミリ秒台が表示されることが多いのですが、ここでは20ミリ秒台。すっごく早いです。
でも、ウィルコムのサイトだけでは不公平だと思われてしまうと悔しいので、たとえばGoogle

<c:¥ping www.google.co.jp >

Googleサイトでpingコマンドを試した結果

画像をクリックすると拡大表示します

そしてたとえばYahoo! JAPAN

<c:¥ping www.yahoo.co.jp >

Yahoo!サイトでpingコマンドを試した結果

画像をクリックすると拡大表示します

大体おんなじくらいの数字です。
因みに、有線のLANの世界だと1ミリ秒以下みたいな数字が出ることがよくあるのですが、単純に見かけ上の伝送速度の速さの裏側で、実は使っている中での早さ感を支配しているのがこの応答時間の部分だったりもします。だから、たとえばハイビジョン映像の伝送やテレビ電話などの用途に使ってみようという話が続々と出てくるわけです。

もちろん、この早さは普通にWebサイトを見ていたりする中でも実はちゃんと効いてくるんです。ただとても残念なのは、まるでLANで接続した端末を使っているような感覚になってしまう・・・ つまり空気みたいな存在になってしまうので、よくよく考えないとその恩恵っていうのがよくわからなくなってしまうんです。もちろん、通信事業者としての私たちの使命のひとつがそんな環境を提供することにあったりもしますから、それはそれで良いんですけど。

ということで、今回はWILLCOM CORE XGPのウリのサワリの部分をご紹介しました。

トラックバック

このブログ記事に対するトラックバックURL:

このブログについて

ブロガー